Vol2.「チームをわくわくさせる事業計画の作り方」 担当:吉田 (2018年2月21日)

■ 事業計画は「組織の羅針盤」

 

『事業計画をつくる』というと、どうしてもネガティブなイメージを持たれる方が多いです。

 

「めんどくさい」、「適当に数値を埋めている」「上からの指示だから」

「どうせ作っても上から責められるだけ」と、事業計画をつくる時間が、

まさに“苦行”のようなイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか?

 

(何を隠そう私もサラリーマン時代はそうでした。笑)

 

 

 

実は事業計画には、組織づくりをスムーズに行う上で必要な要素が含まれています。

 

その要素とは以下の4つです。

 

 1.組織が進むべき方向性を決める。

 2.その方向性を皆で共有する。

 3.共有した方向性をもとに、各人の強みを発揮する。

 4.多様性を受け入れ、不確実な時代の変化に適応していく土壌をつくる。

 

 

それぞれの説明については、またの機会にさせていただきますが、

組織づくりの上手なリーダーは上記の要素を考慮し、

事業計画をつくる時間を大切にしています。

 

そして、事業計画をつくり上げていく過程で、自分の理想とする組織がイメージでき、

それを言語化することで、そのイメージが組織に浸透していくのです。

 

 

今の組織はうまくいっているのか? そうでないのか?

 

 

羅針盤があるからこそ、それを判断することができ、次の行動につなげることができるのです。

 

 

 

 

□事業計画が無い方がスタッフは辛い!?

 

「事業計画を意識し過ぎると逆にモチベーションが下がってしまう」

「自分の直観で臨機応変に動いた方が結果にもつながる」

「あまり難しく考えすぎると、自分ではなくなる気がする」

 

という意見のリーダーも多く存在します。

 

 

そんな直観型のリーダーの中には、事業計画のような“計画性を持って仕事をする”

ことに抵抗を持つ方もいます。

 

 

そんな方に対して、事業計画の重要性を説くために、以下のような質問をします。

 

 

あなたはA,Bどちらのチームに所属したいですか?

 

 

 Aチーム:1分間、皆が全力で走り切るマラソンチーム

 

 Bチーム:「ストップ」と声がかかるまで走り続けるマラソンチーム

 

 

いかがでしょうか?

 

 

おそらくほとんどの人がAチームを選択したのではないでしょうか?

 

 

Aチームは、皆で全力で走る、、、というのはいかにも辛そうだけど、

1分という時間が設定されているのでなんとかなりそうだ。

 

 

一方、Bチームは、ゆっくりと走ることはできるけれど、いったいいつまで走らされるのか?

1分以内なのか? それとも1時間なのか? いや、1日中なのか!?

恐怖と不安が大きくなってくるような気がします。

 

 

すでに気づかれていると思いますが、このBチームこそが、事業計画の無いチームなのです。

(もしくは事業計画が浸透していないチーム)

 

 

いつまで頑張れば良いのか?

皆が一体となって力を発揮する時はいつか?

私一人だけがチームの事を考えているのではないか?

組織を良くしようと頑張れば頑張るだけ空回るのではないか? 

 

 

この不安と恐怖があなたの組織に浸透していませんか?

 

 

事業計画が無い方がスタッフは辛いのです。

 

 

 

 

■自分も周囲もわくわくしてしまう事業計画を実現する

 

私のセミナーや講座に参加していただいた方は既にご存知だと思いますが、

組織のモチベーションを上げるために最も必要なことは何かと聞かれたら・・・

 

 

『あなたの組織に対するわくわく感を上げること』と答えています。

 

 

「わくわく感を上げましょう」というと、その反応も様々です。

 

 

「確かに仕事はわくわくしながらする方が良い。皆がわくわくする共通の目標ってなんだろうか?」

と経営者自らがスタッフに問い、組織風土を大きく変えた法人もあれば・・・、

 

 

「何がわくわくなんだ!仕事なんだから辛くて当たり前、辛いことをしているから、

給料が貰えるんだ!」と私の意見を真っ向から否定。独自の経営理念を推し進める法人もあります。

 

 

医療サービスをわくわくしながら提供してくれる法人と、辛い仕事しているんだと提供してくれる法人とでは、

あなたはどちらの法人でサービスを受けたいでしょうか? また、どちらの組織で働きたいでしょうか? 

 

 

答えを聞くまでもないですよね。

 

あなた次第でいつでも組織に“わくわく”を創り出すことができるのです

 

 

 

 

では、どうしたらわくわくする事業計画が実現するのか?

 

答えはシンプルです。

 

常に自分の理想とする組織をイメージして行動すること! これにつきます。

 

 

 

以下は実際にあった事例です。

 

既存の「やらされ感」満載の事業計画から、わくわくする事業計画へと変更し、

それを実現した組織です。

 

 

A看護部の事例

 

 ・部門努力として現行の1.2倍の収益目標が法人より出される。

 

 ・看護部門として1.5倍で提示。ただし、1.2倍を超えた一部を看護部の予算として貰

  えるよう法人側と交渉。法人側はこれを承諾。

 

 ・1.5倍達成。獲得した予算で某有名老舗旅館の接遇研修を受講。

 (研修内容については不問。笑)

 

 

B病院の事例

 

 ・従業員の定着率が悪く、紹介会社や派遣会社に支払う手数料が〇〇千万円。

 

 ・離職の原因はコミュニケーション不足と特定し、解消するためにメンター、

  メンティー制度を導入。また、チームビルディングにより、組織横断型の

  コミュニティーをつくる。

 

 ・次年度に二桁だった離職率が一桁に。手数料が○○百万円削減。

 

 ・プロジェクトメンバーに対して特別ボーナス支給。

 

 

いかがでしょうか?

 

「仕事 = 辛くて厳しいもの」という既存の価値観から、

「仕事 = わくわくするもの」と視点を変えて行動してみる。

 

毎日を「修行の日々」から「充実した日々」へと変えるためには、

上記のような視点の切替が重要なのです。

 

 

 

 

最後にあなたへ質問です!

 

「今のあなたの組織は100点満点中、何点でしょうか?」

 

「100点満点の組織(理想の組織)はどのような組織ですか?」

(思わずニヤニヤしてしまうぐらいで結構です。笑)

 

「理想の状態に近づける為に何をすると良いですか?」

(思わずわくわくしてしまう方法で取組んでみてください)

 

 

「既存の事業計画」を「わくわくする事業計画」へと書き換えてくださいね。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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