組織開発

 このような症状はありませんか? 

□ 管理者・リーダーの当事者意識が低く、経営を担う一員としての自覚がない

□ 経営陣・管理者クラスの意思疎通ができておらず、一枚岩でない

□ 自分たちの部署を守る意識が強く、顧客より組織内の都合が優先される

□ 問題が発生すると犯人探しが始まり、面倒なことには手をださない

□ パワハラや批判的風土が強く、精神的疲労やメンタル不全が出てきている

□ 自分の仕事、身近な仲間は好きだけど、職場は好きではない

□ 1対1では本音で話すが、全体の場では役割を演じて大事な話がされない

□ 目の前の仕事をさばくことが目的になり、意味や目的を考えない、官僚的仕事

□ 自分のことで精一杯で周囲に無関心、見て見ぬふり

□ 何とも言えない疲労感が蔓延しているが、原因が分からず八方塞

 

今、多くの組織は成熟期を迎えています。
組織が成熟してくると経営者と従業員の意思疎通が不十分となり、
結果として、組織内部に官僚主義、セクショナリズム、事なかれ主義、縦割り主義が蔓延し、
多くの組織が停滞感や閉塞感を感じています。

組織は生命体であり日々進化しています。
社会全体が成長期を終え、成熟期の真っただ中にいる中、
組織マネジメントも新たなステージへと進化していく必要があります。

そのためには、これまで積みあげてきた勝ちパターンを手放し、
環境変化に適応できる自己変革能力を持った新しい組織体への変容が求められます。
それは、真の意味で成熟した大人の組織へとシフトしていくことを意味しています。

どのように解決するのか?

組織文化を革新する

成熟した組織には一定の勝ちパターンが存在します。それは、人々の心の奥深くに根ざした思い込みであり、これまでの成功体験から裏打ちされた固定観念です。組織は経過する年月と共に、スタッフの中である一定の思考・行動パターンが暗黙知に共有され、その人々の思い込みの集合体が、組織文化となります。組織文化は、自分たちが慣れ親しんだ思考・行動習慣であり、それを変えることは痛みを伴うため、新しい価値観は反応的に排除されてしまいます。様々な手を打っても、問題解決しない場合、目に目える制度や仕組みにアプローチするのではなく、それらの根底に根ざす組織文化に目を向け、新しく育みたい組織文化を選択し、耕していく必要があります。

繋がりを取り戻す

成長期において、これまで多くの組織が採用してきた人事戦略は、能力・成果主義でした。しかし、誤った認識による成果主義により、本来備わっていた繋がりが失われてきています。繋がりは、組織の実行力を支える上で基盤となるものであり、古くから日本の組織が大切にしてきた経営資源です。しかし、協力するよりも個が頑張ること、個が評価されることに意識が向き、組織内の繋がりと協力関係は希薄になってしまいました。組織のパフォーマンスを高めるには、結果や行動だけにフォーカスするのではなく、それらの起点となっている関係性に目を向けることが大切です。一見遠回りかもしれませんが、組織で日々交わされているコミュニケーションの質を高めていくことで、お互いの意欲や理解が高まり、主体的な行動を通して、組織のパフォーマンスを高めていくことが変化の鍵になります。

主体性と情熱を呼び起こす

組織が成熟していくと、発言が役割や立場に支配され、自分を主張することよりも周囲と合わせることに力を注ぎ、自己決定感が持てなくなるため、スタッフのやる気が著しく低下していきます。そして、徐々に自分と組織が乖離していくことで組織へのロイヤリティや当事者意識が下がり、やらされ感や事なかれ主義へと陥ります。

右肩上がりに伸びていた成長期においては、規模や利益の拡大を共通のゴールとして設定することは機能しましたが、社会全体が底を打っている成熟した社会においては、これまで通りの成長は望めないため、数値だけの目標設定だけでは疲弊感ばかりが高まります。特に、社会貢献意識が強い組織においてはその傾向が顕著です。スタッフ一人ひとりが、やらされ感から行動するのではなく、あらためて自分たちが実現したい未来を描き、その実現に向けて主体的な一歩を踏み出していく取り組みが必要です。

これまで

これから

組織の共通目標を共有し、成果や行動を管理する

組織の繋がりを取り戻し、共創行動を生み出す

スタッフの課題や弱みを改善し、全体の平均値を引き上げる

スタッフの資質や強みに目を向け、多様性を生かす

上司は部下の危機感を煽り、正しさから部下を動かす

上司は部下の純粋な欲求を着目し、主体的な行動を生み出す

トップに権限と情報を集中し、スタッフの行動をコントロールする

現場に権限と情報を降ろし、スタッフの自律的な行動を生み出す

ルールやマニュアルを重視し、現場の行動をコントロールする

ルールやマニュアルは最低限にし、現場の判断を信頼する